2020年に馳星周氏が発表し、第163回直木賞を受賞した名作『少年と犬』が、累計発行部数45万部を突破。様々な人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた短編連作小説が映画化されます。
「現代版の『フランダースの犬』」のようで泣いた!」と話題になった本の映画化です。
高橋文哉&西野七瀬がW主演に決定
傷ついた人々に寄り添う犬、多聞の物語。映画では高橋文哉が青年・和正を、西野七瀬が多聞に命を救われる女性・美羽を演じます。
2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその介護をする姉の生活を支えるため、犯罪まがいの仕事をしています。ある日、コンビニでガリガリに痩せた野良犬を拾い、その犬は多聞と名付けられました。多聞を連れて行った仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」となりますが、いつも南の方角に顔を向けていました。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのでしょうか…。
少年と犬の感涙作
本作は東日本大震災で被災した犬と少年が、5年後に熊本で再会するまでを描いた物語です。犬は旅の途中で様々な人々と出会い、別れを繰り返しながら九州を目指します。
動物を飼うことの責任や、災害時におけるペットの問題について考えさせられるタイムリーな作品です。
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キャストのコメント
高橋文哉は「人生を一緒に過ごしてきた犬と映画を撮影できることを本当に嬉しく思いました」と喜びを語り、西野七瀬は「今まで経験したことがない感情になる場面が多く、日々楽しんで向き合っていました」と話しています。
フレッシュな二人が力を合わせて、人間と犬の絆の物語をスクリーンに描きます。ぜひお楽しみに!