一昨年の夏、恋愛リアリティ番組で芸能界デビューを果たし、瞬く間に人気を集めた安斉星来さん。
20歳ながら、その大人びた抜群のルックスでモデル、女優、バラエティと多岐に渡り活躍し、Z世代のアイコン的存在となっています。
6月に公開された青春映画『君は放課後インソムニア』では、不眠症の高校生を演じた森七菜さんと奥平大兼さんの同級生役として出演し、注目を集めました。
Blu-ray&DVDの発売にあたり、安斉さんの作品への取り組みと素顔に迫ります。
忙しさと幸せのバランス
「デビューして2年とは思えないほど多方面で活躍していますが、忙しさに目が回ったりしませんか?」という質問に、安斉さんはこう答えました。
「自分を見つめ直す時間や機会が減ってしまい、進む道に迷ったり『もっとできたのに』と思うことは多々あります。でも、忙しいのは幸せなこと。お仕事をいただけるのはありがたくて、頑張っています。」
変わりゆく生活と価値観
デビュー当時の純粋な高校生から現在の価値観や生活は大きく変わりました。
「デビューしたときは本当に何も知らないまま、この世界に飛び込みました。今は、仕事でもプライベートでも、自分でやるべきだと思うことが増えました。」
Z世代のアイコンとして
安斉さんは「Z世代のアイコン」としての呼び方についてどう思うか尋ねられると、
「おこがましいと思いながらも嬉しいです。今しか使えないワードという意味でもありがたいです」と答えました。
また、「最大の復讐は最大の成功」といったド根性的な発言も多く、親に「自由にしていい。でも、責任は持て」と育てられた影響があると話しました。
強さと弱さ
「泣くことはありませんか?」という質問に対しては、「この仕事を始める前はそんなに泣かなかったです。
バラエティに出させてもらうようになってからは、反省することも多く、お風呂で悔し泣きすることもあります」と語りました。
モデルやバラエティ、女優といった多方面での活動についても、「どの作品もどの番組も1つ1つ本気で、悔いのないようにやっています」とのこと。
アクション映画への憧れ
もともとアクション志向が強かった安斉さんは、「『バイオハザード』や『バットマン』など、アクション系の映画を幅広く観て育ちました。
自分でもやりたいと興味がありました」と話しました。
高校時代の思い出
高校時代はコロナ禍で行事がほぼ中止になったため、「青春の思い出はあまりありません」と話す安斉さん。
「この映画の撮影では、もう一度高校生に戻れたような気がしていました」と語りました。
家族との関係
安斉星来さんの家族構成は、祖母、お父さん、お母さん、お姉さん、安斉星来さんの5人家族。
お母さんはフィリピン人、お父さんは日本人のハーフで、お姉さんは歌手・女優の安斉かれんさんです。
安斉星来さんと安斉かれんさんはとても仲が良く、お互いの恋愛や友人関係についてもすべて話し合うほどの信頼関係があるとのことです。
今後の目標
将来的には「日本を代表するアクション俳優」として海外に進出することを目指している安斉星来さん。
「目標がないと頑張れないので、大きな夢はたくさんあります」と語り、今後の活躍が楽しみです。