1972年の連載開始から50年の時を経て、ついに劇場アニメ化が決定した伝説のマンガ『ベルサイユのばら』。革命期のフランスを舞台に、身分や性別を超えて自由を求める人々の愛と生き様を鮮やかに描いた本作は、少女たちの共感と憧れを一身に集めた不朽の名作です。今回、豪華キャストとスタッフが集結し、新たな革命を起こそうとしています。
キャストの魅力
オスカル役の沢城みゆき、マリー・アントワネット役の平野綾をはじめ、豪華キャストが集結。
それぞれの役柄にぴったりのキャストが選ばれ、期待が高まる。
本作のキャストには、沢城みゆき、平野綾、豊永利行、加藤和樹といった豪華声優陣が名を連ねています。
沢城みゆきは、男装の麗人オスカル役を演じます。オスカルは、将軍家の跡取りとして”息子”のように育てられた女性で、自由を求めてフランス革命に身を投じます。沢城は「田島令子さんの声の入ったオスカル、実写映画や舞台でもそれぞれに昇華されたオスカルが誕生してきました。その歴史の中へ、もう1人、吉村監督の元で新たなオスカルが生まれようとしています」とコメントしており、新たなオスカルへの期待が高まります。
平野綾は、オーストリア出身のフランス王妃マリー・アントワネット役を務めます。平野は「憧れのマリー・アントワネットを演じさせていただけるなんて思ってもみませんでした」と喜びを表しています。豊永利行は、オスカルの幼なじみの平民アンドレ役、加藤和樹は容姿端麗なスウェーデンの伯爵フェルゼン役を演じます。キャストそれぞれが役柄にぴったりで、キャラクターの魅力を存分に引き出してくれそうです。
スタッフの実力
『アオハライド』『チア男子!!』の吉村愛監督がメガホンを取る。
アニメーション制作は『呪術廻戦』『この世界の片隅に』のMAPPAが担当。
脚本は『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの金春智子が手掛ける。
本作の監督を務めるのは、『アオハライド』『チア男子!!』の吉村愛です。吉村は「素敵なばらにどっぷり浸かりながらお仕事ができ、ファンの1人としてとても幸せです」と喜びを示しています。
アニメーション制作は、『呪術廻戦』『この世界の片隅に』などの名作を手掛けたMAPPAが担当。キャラクターデザインは『初恋モンスター』『ぬらりひょんの孫』の岡真里子、脚本は『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズや『君に届け』の金春智子が手掛けます。金春は「オスカルさまは永遠の憧れで、『ベルサイユのばら』は何度読んでも胸が熱くなるバイブル」と語っており、原作への愛情が伝わってきます。
音楽の魅力
音楽プロデューサーは『進撃の巨人』の澤野弘之が担当。
音楽は澤野と『大奥』のKOHTA YAMAMOTOが手掛ける。
劇中歌を多数収録するなど、新たな試みも。
音楽面でも注目です。音楽プロデューサーを『進撃の巨人』の澤野弘之が務め、音楽は澤野と共にNHKドラマ『大奥』のKOHTA YAMAMOTOが担当します。
澤野は「劇中歌などとは違う形でボーカル楽曲を多数制作するのは初の機会となりました」と語っており、新たな試みにも期待が高まります。YAMAMOTOも「この偉大な作品に携わることができて興奮しています!」と喜びを表しています。二人の実力派がタッグを組み、『ベルサイユのばら』の世界をサウンドで広げてくれそうです。
最新の映像技術で描かれる美しい世界観
キービジュアルは『ベルサイユのばら』の世界を体現した美しい一枚。
特報第2弾では本編の一部が映し出された。
最新の映像技術で、革命期のフランスが鮮やかに描かれる。
本作のキービジュアルは、オスカル、マリー・アントワネット、アンドレ、フェルゼンら4人の登場人物が華麗に描かれた、まさに『ベルサイユのばら』の世界を体現したような美しい一枚です。「気高く、ひたすらに、愛した――」というキャッチコピーとともに、彼らの美しい生き様が期待されます。
また、特報第2弾では、ついに本編の一部が映し出されました。最新の映像技術で、革命期のフランスが鮮やかに描かれることでしょう。加藤和樹は「現代の映像技術で令和の時代に新たな革命を起こす作品になっていると思います」と語っており、期待が高まります。
まとめ
豪華キャスト、実力派スタッフ、最新の映像技術が集結した本作は、まさに『ベルサイユのばら』の新たな革命と言えるでしょう。50年の時を経ても色あせることのない、この不朽の名作の魅力が、新たな形で甦ります。革命期のフランスを舞台に、身分や性別を超えて自由を求める人々の愛と生き様に、きっと多くの人が心を打たれることでしょう。2025年の新春公開が待ち遠しい作品です。